卵子提供と体外受精による妊娠|40歳の英語教師が自ら選んだ道

2024/07/02

「蔡先生、私は卵子を借りたいです。」

私たちはCさんに特に強い印象を受けました。なぜなら、患者様の多くは医師からの説明を受けて初めて卵子提供という選択肢を知りますが、Cさんは最初から自らその道を選び、はっきりと希望を伝えたのです。

Cさんは40歳。中学校で英語を教える教師で、結婚して半年。強い子どもへの思いから十分な情報収集を行い、自分の年齢と不規則な月経が妊娠の大きなハードルになることを理解していました。Google検索や同僚からの紹介を通じて当院を訪れたのです。


検査結果が出た後、Cさんは迷いなくに言いました。「私は卵子を借りたいです。どうしても自分の子どもを授かりたいから。」当院に卵子バンクがあることを知っていたCさんは、検査の結果と自身の体の状態を踏まえ、自然妊娠の可能性は極めて低いと確信しました。大切な時間を無駄にしたくないと考え、卵子提供を決断したのです。

書類手続きと精子との受精は並行して進み、子宮環境の評価も問題なく終了。開始からわずか1か月余りで、卵子提供のプロセスはスムーズに完了しました。まるで「安田号の快速列車」に乗ったかのように、あっという間に妊娠という目的地にたどり着いたのです。


現在、妊娠12週。胎動はまだ感じられませんが、超音波画像には小さな手足を動かす赤ちゃんの姿が映し出され、まるで母親に手を振っているかのようです。現在、妊娠12週。胎動はまだ感じられませんが、超音波画像には小さな手足を動かす赤ちゃんの姿が映し出され、まるで母親に手を振っているかのようです。Cさんは微笑みながら語ってくれました。


「自分で決断し、正しい選択をしたことに本当に感謝しています。夫の支えと協力にも感謝していますし、院長と安田チームのおかげで夢を叶えることができました。」


※ 本記事は事例紹介であり、当院では一人ひとりに合わせたサポートを行っています。


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